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ページを開くと立体的に絵が飛び出す「仕掛け絵本=ポップアップ絵本」は、科学や医学の専門書に由来します。その後、子どもの本としての仕掛け絵本が登場し、絵本作家たちによって様々な趣向が凝らされた仕掛けが生み出されました。現在では、その精巧な仕掛けは「子どもの本」という枠を飛び越えて芸術とまで呼ばれるようになり、ページを開くたびに、私たちに新鮮な驚きと好奇心を与えてくれます。
また、平面の紙から切り抜いたり組み立てたりして作り上げるペーパークラフトは、日本では主に子ども用雑誌の付録として発展してきました。しかし現在では、子ども向けの工作の世界だけにとどまらず、グラフィックやイラストレーションなど複数のジャンルにまたがる独自の分野を築き上げ、ペーパークラフトデザイナーなどと呼ばれる作家たちの手によって考案され、世代を問わず広く親しまれています。
本展では、ポップアップ絵本とペーパークラフトを中心に、紙を素材としたおもちゃ「ペーパー・トイ」の様々な世界をご紹介します。これらを通して、2次元から3次元の世界を巧みに作り上げ、私たちの創造性を楽しく刺激する「紙」という素材の面白さと奥深さ―紙からとびだす不思議なマジック―をお楽しみいただけますと幸いです。
(作品点数:約500点)
<協力 (敬称略)>
ごとう けい (紙工作作家)
坂 啓典 (ペーパーエンジニア)
篠崎 均 (イラストレーター)
中沢 岳志 (グラフィックデザイナー)
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ペーパークラフト「アマガエル」
ごとうけい 制作

からくりペーパークラフト「ペンギンの見果てぬ夢」
坂啓典 制作

ペーパークラフト「2004 F-1フェラーリ」
篠崎均 制作
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