PicturesqueGarden

LANDSCAPEDESIGNER

ランドスケープデザイナー

ごあいさつ

軽井沢は十数年にわたり頻繁に訪れていますが近年開発が進み、軽井沢特有の緑が減ってきているように思います。「軽井沢絵本の森美術館」では、高木、低木、多年草、球根などのさまざまな植物を、それぞれの特徴や魅力が季節の移り変わりの中で存分に生かされるように組み合わせて植栽しました。訪れる方が優れた絵本の観賞とともに、健康的で豊かなガーデンで静かな時間、楽しい時間を、思い思いに過ごしていただければ嬉しく思います。

Paul Smither

ポール・スミザー

ランドスケープデザイナー/ホーティカルチャリスト

ポール・スミザー

イギリス、バークシャー州生まれ。英国王立園芸協会ウィズリーガーデン及び米国ロングウッドガーデンズで園芸学とデザインを学ぶ。1997年に有限会社ガーデンルームスを設立。ランドスケープデザインや生物多様性を育む環境作りについてのコンサルティングのほか、ナチュラルガーデンの実践的な指導やワークショップを行っている。2009年より八ヶ岳南麓に拠点を移す。
著書に『ポール・スミザーの八ヶ岳の庭12カ月』『日陰でよかった!ポール・スミザーのシェードガーデン』『ポール・スミザーのガーデン講座 選ぶことから植えるまで』『街の中に四季をつくる ポール・スミザーのパブリックガーデン』『ポール・スミザーのナチュラルガーデン』(以上、宝島社)『ポール・スミザーの剪定読本』『ポール・スミザーのおすすめ花ガイド』『ポール・スミザーの自然流庭づくり』(以上、講談社)『四季を感じる宿根草と手間いらずの庭木でーナチュラルな庭づくり』(主婦の友社)『ポール・スミザーの気持ちがスーッとラクになる 生きるヒント』(主婦と生活社)『ナチュラルガーデンを作ろう!地元の素材で美しい風景を』(第30回全国都市緑化とっとりフェア実行委員会)、DVDに『ポール・スミザー四季のガーデン生活〈スペシャルBOX〉(BSフジ)などがある。
一般公開している作品では、とっとり晴れやか庭園(鳥取県)、清里 萌木の村(山梨県)などがある。
ホームページ http://www.gardenrooms.jp

絵のように美しい庭

絵本の森美術館敷地内に誕生した「ピクチャレスク・ガーデン」はランドスケープデザイナー、ポール・スミザーによってデザインされたナチュラルガーデンです。もともと敷地内にあった植物を生かし、軽井沢の風土に適した宿根草や原生植物を中心にした植栽は、懐かしさと新しさが融合していてまさに軽井沢の原風景を思わせます。季節に応じて変化していく、自然の庭をお楽しみください。

庭園イメージ

庭園イメージ