「マザーグース」とは主にイギリスやアメリカの子どもの世界に伝承されてきた遊び唄や数え唄、ことば遊びなどの総称です。別名「ナーサリーライム」ともいい、「子供部屋の唄」という名の通り、幼いころから慣れ親しまれ、様々な形で英語圏の人々の生活の中に根をおろしています。 マザーグースは昔から口伝えされてきたものですが、18世紀以降、書物としても伝えられてきました。ケイト・グリーナウェイやランドルフ・コールデコットなど数多くのイラストレーターがその挿絵を手掛け、今日まで様々な詩集や絵本が出版されています。 また、日本でも明治の初期にはすでにマザーグースの邦訳が手がけられており、以来数多くの詩人や画家たちが、マザーグースのイメージを紡いで独自の表現を試みています。 本展では、イギリスや日本の画家が描いた作品を中心に、マザーグースの絵本原画や絵本などをご紹介します。想像力豊かな画家たちが描くマザーグースの作品を通して、文化の違いを越えて人々を惹きつけるマザーグースの世界を楽しんでいただけますと幸いです。 <展示内容> マザーグースの絵本展 …第2展示館 …イギリスや日本の画家を中心にマザーグース を描いた作品を絵本と原画で紹介 ◆特集: ブライアン・ワイルドスミスが描くマザーグースの世界 展示点数:約120点 併設展:イギリス絵本のあゆみ …第1展示館 イギリスの絵本黄金期を支えた作家や、現在活躍中の作家など、イギリス絵本界の歴史を原画と絵本で紹介。 展示点数:約40点