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2010年 夏展のご案内
「絵本のふるさと 歴史めぐり ~19世紀から現代までの西洋絵本~」
 会期:2010年6月18日(金)~10月4日(月)

  
 子どもたちにとって欠かすことのできない絵本―。現在では、子どものための本がたくさん出版されていますが、17世紀ごろまでは、本は大人のものでしかありませんでした。

 そんな時代に、モラビア(現チェコ)出身の教育学者コメニウスは、子どもが物事を理解するためには「絵」が効果的であると考え、全ページに絵の入った『世界図絵』(1658年)を生み出しました。この本は、絵と文字が同一のページにあることから「絵本の原点」
とされています。
 初めのうちは教育的な内容の本しか出版されませんでしたが、時代が下るにつれて、純粋に楽しみを追求した娯楽性のある本も出版されるようになり、徐々に子どもたちと本との距離は縮まっていきました。

 そして本の文化は、19世紀イギリスで大きく花開くことになります。才能豊かな作家と出版者によって、色彩豊かで動きのある本が出版され、「挿絵」を超えた「絵本」というジャンルが誕生したのです。

 本展では、絵本原画や歴史を物語る絵本などを時代ごと、国ごとに展示し、絵本文化の歴史をたどります。

<展示内容>
開館20周年特別企画
絵本のふるさと 歴史めぐり

                    …第2展示館


                   展示点数:約120点

企画展特集:グリム童話
                    …第1展示館

                    

                    展示点数:約80点
 
◆チラシ画像はコチラ(PDFファイル)
                   




『ぼろきれ箱のサンタクロース』クラウス・エンジカート画
2001 Klaus Ensikat


『アンデルセン童話』より「野の白鳥」
 ヘレン・ストラットン画
©1899 Helen Stratton




『花の結婚式』 ウォルター・クレーン画
©1905 Walter Crane

<主な出品作品>

展示作品
 絵本原画 「おじいさんの小さな庭」バーナデット・ワッツ、「スケッチ」ケイト・グリーナウェイ、
 「がちょう番の娘」グードロン・バーテルス など

『木葉井悦子のアトリエ』 展示のご案内
「みずまき」
 会期:2010年6月30日(水)~8月16日(月) 
 晩年に作られた絵本『みずまき』は、幼い頃の木葉井と思われる少女が生き生きと活動する、大変楽しい作品です。

 じりじりと夏の太陽が照りつける庭の中、暑くて庭にいる生き物たちが昼寝をしていると、一人の少女が水を撒き始めます。「にわのみなさん おきてください。あめだぞ あめだぞ。」というフレーズと共に、ホースから勢いよく放たれた水は、乾いた大地、そして庭の生き物たちを潤していきます。

 本作品では、木葉井作品の真骨頂ともいえる自然描写や、ダイナミックな筆使いと鮮やかな色彩を存分に味わうことができます。生命力あふれる作品を原画でお楽しみください。

<展示作品>
 『みずまき』(1994 講談社) 原画14点
 木葉井悦子の愛読書
 木葉井悦子愛用の画材
 木葉井悦子の絵本、関連図書
「みずまき」 木葉井悦子画
1994 Etsuko Kibai
 
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(ムーゼの森「軽井沢絵本の森美術館」)


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